2015年12月27日に登った記録です
こんにちわ、亀足隊長です。
2015年も暮れゆきます。今回は年内最後の山行き・・・
そうです、亀足隊の納会なのです。
しかし、リハビリトレイルの大切な相棒に故障発生。
謎の関節痛で検査を重ね、自己免疫疾患の難病と判明しました
2015年の納会は単独での山行きとなりました。
ただ、単独でテッペンの宴会やるのもどうなのよ
ということで、行きつけの下山呑み屋(ラーメン屋ですが)がある浅間嶺に決定。
そしてここには富士浅間神社があるので、テッペンから望む富士山に向かって、亀足天皇(女房殿のことです)の病気快癒と山復帰を祈願をすることにしました。
今まで股関節の具合を見ながら歩行距離を短くしていましたが、少しづつ距離を延ばして行かなくてはなりません。
そのためのステップとしても、浅間尾根は標高差・アップダウンが少なくもってこいのルートなのです。
大岳山から望む浅間嶺
こんにちわ、亀足隊長です。
2015年も暮れゆきます。今回は年内最後の山行き・・・
そうです、亀足隊の納会なのです。
しかし、リハビリトレイルの大切な相棒に故障発生。
謎の関節痛で検査を重ね、自己免疫疾患の難病と判明しました
2015年の納会は単独での山行きとなりました。
ただ、単独でテッペンの宴会やるのもどうなのよ
ということで、行きつけの下山呑み屋(ラーメン屋ですが)がある浅間嶺に決定。
そしてここには富士浅間神社があるので、テッペンから望む富士山に向かって、亀足天皇(女房殿のことです)の病気快癒と山復帰を祈願をすることにしました。
今まで股関節の具合を見ながら歩行距離を短くしていましたが、少しづつ距離を延ばして行かなくてはなりません。
そのためのステップとしても、浅間尾根は標高差・アップダウンが少なくもってこいのルートなのです。
◎歩いたルート
◎亀足コースタイム(あくまでも小生のペースなので、一般タイムとは異なります)
浅間嶺登山口<50分>数馬峠<20分>一本松<30分>人里峠<25分>浅間嶺展望台<10分>小岩分岐<80分>本宿 Total=3H35M
◎距離10,8km 累計標高差(+)641m、(-)944m
浅間嶺は、風張峠あたりから南東に派生した浅間尾根にある標高903mの小ピークだ。
三角点があるそのピークでは展望がきかず、隣の「浅間嶺展望台」が一般的にテッペンとして人気だ。
その展望台からは笹尾根ごしに浅間(富士山)が望める。
そしてこの浅間尾根は、甲州中道として賑わったことでも知られる。
古来、武蔵と甲斐を結ぶ甲州街道の脇道として五日市〜本宿〜浅間嶺〜風張峠を経て、小河内で甲州裏街道(青梅街道)と合わせ大菩薩峠を越えていく要衝の道だった。
江戸時代以降は、炭を出荷する荷駄と生活に必要な物資を積んだ荷駄が行き交ったという。
また産業道路としてだけでなく、生活道路としても地域に密着した街道だったのであろう。
村人たちが北秋川地域から、また南秋川地域からも浅間嶺に登って富士山を拝したことは想像するに難くない。
まさに、いにしえの古道なのである。
JR武蔵五日市駅から、朝一番の数馬行のバスに乗る。
運転席には新聞の束が・・・
沿線のバス停で待つ集落の人達に、その新聞を渡しながらバスは進む。
朝刊配達バスなんだな。
不肖小生は浅間尾根登山口というバス停に降り立ち、秋川を左岸に渡って集落の坂道を登っていく。
田舎蕎麦が好評な民宿「浅間坂」を見送ると登山道に入る。
奥多摩の山間部の中でも、数馬は随分と奥地まで集落があるところだと思う。
登山道から林道に出ても古い家屋が存在している。
周囲が広葉樹林となって傾斜が緩むと、風張峠から下りてきた浅間尾根に乗る。
浅間尾根のトレイルは、とても歩きやすい。
さすがに古くからの街道だけあって、ピークをうまく避けながら優しくトレイルがつけてある。
ただ荷駄が行きかうほどかというと、現在では狭いように思うが武甲の商人や村人たちの息遣いが聞こえるようでもある。
ほどなく行くと「サル石」なるものが現れる。
立札を見ると、サルの手形がついた石らしい。
「手の形は、よく探せばわかるよ!」
どれどれ・・・・ 不肖小生にはよくわからない
トレイルは人里峠へと続く。
人里は「へんぼり」と読む。
この秋川流域には、読み方の難しい地名が多い。
笛吹(うずしき)というのもそれだ。
8世紀ごろ、この辺に高麗系の渡来人が定住したと聞く。
読みの難しい地名は、それに由来するという説もあるようだ。
静かな歩きやすい道が続く。
ふと左手を見ると奥多摩三山の「大岳山」「御前山」のツーショット。
浅間嶺へは、ずっとこの2巨頭と共に足を運ぶことになる。
伐採の斜面を高巻き、尾根を辿っていくと浅間嶺の最高点、903mの小岩浅間に着く。
この展望のきかない小ピークに三角点がある。
一応ここを踏んでおいて鞍部へと降りると浅間嶺休憩所。
あずま屋とトイレのある大きな広場である。
のんびりとできるところだが展望を求めるには5分ほど登り返す。
浅間嶺の頂上とされるところは切り明けてあり、絶景を堪能できるところだ。
ここは春の八重桜が素晴らしい。
お花見宴会には、もってこいのロケーション。
ただ激混みであるが・・・
大岳・御前の左手には奥多摩の主脈、石尾根が連なる
南面に目を移せば、三頭山から落ちてくる笹尾根が長く横たわる。
そして、その向こうには富士山が顔を出している。
昔の商人や村人たちは、この富士を拝んだのであろう。
そんな情景を想像すると、さらに神々しく見えてくる。
そういえば宝永の大噴火の時も、皆ここに登って遠望していたのではないだろうか。
さて今日の一番の目的、亀足天皇の病気快癒の祈願をしなくては。
ここは二礼二拍手一礼で。
健康第一、また一緒に山へ登れますように・・・
-----------------
天気に恵まれ、富士遥拝も無事に終了しました。
次は2015年を無事に登れたこと、リハトレも順調に進捗したことを山の神様に感謝し、単独の納会へと舞台を移します。
場所は下山時はもちろんのこと、いつも車でラーメンを食べに訪れている「たちばな屋」です。
本宿の交差点から50mのところにあり、かれこれ20年以上も通っています。
◎「たちばな家」
東京都西多摩郡檜原村 5574
042-598-0029
11:00~19:00
定休日 火曜日
ビールはいらない。いきなり日本酒で
一口餃子¥320-うまし
〆はラーメン¥650- シンプルな昔味。後味が残らず美味!芸術品・・・だと思う
昔ながらの手打ちラーメンを堪能したら、おいいしいコーヒーを飲みに近所の檜原村役場へGO
不肖小生のお決まりコースです。
◎カフェ「せせらぎ」
檜原村役場内1F 9:00~17:00(無休)
マスターは銀座の有名店を35年切り盛りしたあと檜原村に帰郷され、村長に請われて役場内に開店。
旨い水で入れた本格コーヒーは、ラーメンの後にどうしても飲みたくなるんです。
珈琲¥380~
単独でちょっと淋しかったですが、もう満点の亀足納会ができました
距離10kmオーバーを歩いてみたところ、3日ほどシビレが残りました。
ひょっとして高低差よりも距離の方が影響が出やすいのかも?(医学的根拠はナニもありません)
2016年の山は、このあたりを観察しながら歩くことになりますなぁ
◎亀足コースタイム(あくまでも小生のペースなので、一般タイムとは異なります)
浅間嶺登山口<50分>数馬峠<20分>一本松<30分>人里峠<25分>浅間嶺展望台<10分>小岩分岐<80分>本宿 Total=3H35M
◎距離10,8km 累計標高差(+)641m、(-)944m
浅間嶺は、風張峠あたりから南東に派生した浅間尾根にある標高903mの小ピークだ。
三角点があるそのピークでは展望がきかず、隣の「浅間嶺展望台」が一般的にテッペンとして人気だ。
その展望台からは笹尾根ごしに浅間(富士山)が望める。
そしてこの浅間尾根は、甲州中道として賑わったことでも知られる。
古来、武蔵と甲斐を結ぶ甲州街道の脇道として五日市〜本宿〜浅間嶺〜風張峠を経て、小河内で甲州裏街道(青梅街道)と合わせ大菩薩峠を越えていく要衝の道だった。
江戸時代以降は、炭を出荷する荷駄と生活に必要な物資を積んだ荷駄が行き交ったという。
また産業道路としてだけでなく、生活道路としても地域に密着した街道だったのであろう。
村人たちが北秋川地域から、また南秋川地域からも浅間嶺に登って富士山を拝したことは想像するに難くない。
まさに、いにしえの古道なのである。
JR武蔵五日市駅から、朝一番の数馬行のバスに乗る。
運転席には新聞の束が・・・
沿線のバス停で待つ集落の人達に、その新聞を渡しながらバスは進む。
朝刊配達バスなんだな。
不肖小生は浅間尾根登山口というバス停に降り立ち、秋川を左岸に渡って集落の坂道を登っていく。
田舎蕎麦が好評な民宿「浅間坂」を見送ると登山道に入る。
奥多摩の山間部の中でも、数馬は随分と奥地まで集落があるところだと思う。
登山道から林道に出ても古い家屋が存在している。
周囲が広葉樹林となって傾斜が緩むと、風張峠から下りてきた浅間尾根に乗る。
浅間尾根のトレイルは、とても歩きやすい。
さすがに古くからの街道だけあって、ピークをうまく避けながら優しくトレイルがつけてある。
ただ荷駄が行きかうほどかというと、現在では狭いように思うが武甲の商人や村人たちの息遣いが聞こえるようでもある。
ほどなく行くと「サル石」なるものが現れる。
立札を見ると、サルの手形がついた石らしい。
「手の形は、よく探せばわかるよ!」
どれどれ・・・・ 不肖小生にはよくわからない
トレイルは人里峠へと続く。
人里は「へんぼり」と読む。
この秋川流域には、読み方の難しい地名が多い。
笛吹(うずしき)というのもそれだ。
8世紀ごろ、この辺に高麗系の渡来人が定住したと聞く。
読みの難しい地名は、それに由来するという説もあるようだ。
静かな歩きやすい道が続く。
ふと左手を見ると奥多摩三山の「大岳山」「御前山」のツーショット。
浅間嶺へは、ずっとこの2巨頭と共に足を運ぶことになる。
伐採の斜面を高巻き、尾根を辿っていくと浅間嶺の最高点、903mの小岩浅間に着く。
この展望のきかない小ピークに三角点がある。
一応ここを踏んでおいて鞍部へと降りると浅間嶺休憩所。
あずま屋とトイレのある大きな広場である。
のんびりとできるところだが展望を求めるには5分ほど登り返す。
浅間嶺の頂上とされるところは切り明けてあり、絶景を堪能できるところだ。
ここは春の八重桜が素晴らしい。
お花見宴会には、もってこいのロケーション。
ただ激混みであるが・・・
大岳・御前の左手には奥多摩の主脈、石尾根が連なる
南面に目を移せば、三頭山から落ちてくる笹尾根が長く横たわる。
そして、その向こうには富士山が顔を出している。
昔の商人や村人たちは、この富士を拝んだのであろう。
そんな情景を想像すると、さらに神々しく見えてくる。
そういえば宝永の大噴火の時も、皆ここに登って遠望していたのではないだろうか。
さて今日の一番の目的、亀足天皇の病気快癒の祈願をしなくては。
ここは二礼二拍手一礼で。
健康第一、また一緒に山へ登れますように・・・
-----------------
天気に恵まれ、富士遥拝も無事に終了しました。
次は2015年を無事に登れたこと、リハトレも順調に進捗したことを山の神様に感謝し、単独の納会へと舞台を移します。
場所は下山時はもちろんのこと、いつも車でラーメンを食べに訪れている「たちばな屋」です。
本宿の交差点から50mのところにあり、かれこれ20年以上も通っています。
◎「たちばな家」
東京都西多摩郡檜原村 5574
042-598-0029
11:00~19:00
定休日 火曜日
ビールはいらない。いきなり日本酒で
一口餃子¥320-うまし
〆はラーメン¥650- シンプルな昔味。後味が残らず美味!芸術品・・・だと思う
昔ながらの手打ちラーメンを堪能したら、おいいしいコーヒーを飲みに近所の檜原村役場へGO
不肖小生のお決まりコースです。
◎カフェ「せせらぎ」
檜原村役場内1F 9:00~17:00(無休)
マスターは銀座の有名店を35年切り盛りしたあと檜原村に帰郷され、村長に請われて役場内に開店。
旨い水で入れた本格コーヒーは、ラーメンの後にどうしても飲みたくなるんです。
珈琲¥380~
単独でちょっと淋しかったですが、もう満点の亀足納会ができました
距離10kmオーバーを歩いてみたところ、3日ほどシビレが残りました。
ひょっとして高低差よりも距離の方が影響が出やすいのかも?(医学的根拠はナニもありません)
2016年の山は、このあたりを観察しながら歩くことになりますなぁ
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