2016年4月2日に登った記録です
こんにちわ、亀足隊長です。
2016年になり富士山に向かって安全登山を祈願してから、不肖小生のリハビリトレーニングは真面目に続いています。
2月初めに高水三山のスノーハイクをしてから2/27に浅間嶺、3/12に再び高水三山とスノーハイクのトレーニングを重ねました。
その成果なのか、途中で痛みやシビレが酷くなることはありませんでした。
それではそろそろ・・・と、以前は選ばなかった低山の「行ってないルート」を潰したろうかと地図を眺めました。
今回は、中央線沿線の「高柄山」です。
なぜかこの山、歩いてないんですね。
巷の評判としては、「標高は低いけれど意外と歩きごたえのある山」
小ピークをいくつも乗っ越すようです。
急に無理をしても何なので、JR四方津駅から千足峠へショートカットできるルートを選択しました。
それでも標準コースタイム5時間Overは、リハトレとなって初めての長さ。
ちょうど歩く時間も長くしていきたいと考えていたところで、よきころ合いのルートになるでしょう。
◎歩いたルート
◎亀足コースタイム(あくまでも小生のペースなので、一般タイムとは異なります)
JR四方津駅<50分>林道終点<50分>千足峠<20分>高柄山<40分>新矢野根峠<55分>御前山分岐<40分> 林道登山口<30分>上野原駅
Total=4H45M
◎距離9.8km 累計標高差(+)844m、(-)945m
中央線は四方津・上野原の南山塊にあるピーク高柄山。
「たかつかやま」と読む。
高塚と書いて丸い丘の意味であるとか、鷹遣いが由縁しているとか、山名由来の説はいろいろあるようだ。
733.2mの山頂周辺は小さなピークが寄り集まっていて、アップダウンを繰り返して山頂にたどり着く。
その山頂の展望といえば、上野原の中心街が見渡せ、桂川に沿った河岸段丘をなす地形が手に取るようだという。
車や電車で通り過ぎるだけのこの街も、普段気がつかない地形を望むことができるかと、駅から東に住宅街を歩き出す。
進路を千足の集落へ向けると桂川に掛かる吊橋を渡る。
小生にとって馴染みの薄いこの桂川。
急流の溪谷でこそないが、相模川の上流として相模湖に注いでいる。なかなか風格があるぞ。
この川は、鮎がいいそうだ。
道は千足の集落を抜け、桂川の支沢に沿って続いている。アスファルト歩きももう少しだ。
するとそこで、パラパラと雨が降り出す。
今日の予報は曇り…
実際、高曇りの感ではあるが、パラパラ…
してやられたぜ、とレインウエアを着込む。
登山道に入り、なおも沢を詰めていく。
大きな踏み跡を外れ、左側を流れるその沢を渡ると、千足峠から落ちてくる沢と出合う。
なおもその左股を詰め急登に汗すると、広葉樹に囲まれた細い尾根に乗る。
ちょうど雨のもやが覆ってきた。
うん、幽玄な雰囲気の尾根道。
残念な雨の日でも、この尾根は楽しめる。
小ピークを越えていくと、ほどなく山頂に到達する。
期待していた桂川河岸段丘の展望はガスで真っ白。
残念である。
しかし人っ子一人いない静かなテッペンは、広葉樹に包まれ味わいもあるというもの。
倒木に腰を下ろして、しばしボーっとしてみる。
おっ、雨が止んだね。
テッペンを後にし、 新矢野根峠まで尾根歩きとなる。
この標高で広葉樹に包まれた尾根は、絶好のプロムナード。
奥多摩でこの標高では、杉の植林が突き上げてくる。
早咲きであろうか、ツツジの花が目を癒してくれる。
終始、小さなアップダウンをこなし東屋のある新矢野根峠を越え、御前山方面へ降りていく。
ガスで展望が利かずとも、林相を楽しみながら歩けるので退屈することはない。
ただ木々の梢から落ちる雨上がりの滴で、レインウエアーを脱げないことには閉口した。
2.5万図のルートでは、御前山手前のピークへは登らず右へ巻いていくのだが、トレールはまっすぐついている。
そのピークを越えて、鞍部に降りても御前山方面へ急登が続く。
なかなかここの登りはつらい。
ルートが読めない時は、余計に長く感じるものだ。
ここは頑張りどころと汗していると、鶴島に向かう巻道に出くわす。
どうやら麗のゴルフ場開発によって、ルートが付け替えられたんだろう。
ここは巻道に入って上野原を目指す。
暗い沢筋を急降下していくと鶴島に降り立つ。
ここからはアスファルトの車道歩き。
途中、桂川橋から振り返ると、ニョキニョキと頭を突き上げた山塊に御前山が大きい。
なるほど、見た目にも急登の多い山であると認識できるのであった。
---------------
いやいや高柄山は、千足峠をショートカットしても評判どおり「意外と歩きごたえのある山」でした。
急登、急降下や大小のアップダウン。
そして広葉樹の尾根のプロムナード。
低山ハイクといえどもエッセンスがぎゅっと詰まったトレイルでした。
おかげで雨やガスでも十分楽しめる山行きでした、
さてさて、山から下りてきて今日も飲みます
上野原を北口に渡って、バスロータリーにある食堂。
もちろん、あらかじめ調べてありました。
◎一福食堂(上野原駅前)
メニューが多くてリーズナブル
腰を落ち着けて呑めます。
豆腐、なかなか美味しかったです。
イカ納豆
静かな広葉樹の林が待っていた
こんにちわ、亀足隊長です。
2016年になり富士山に向かって安全登山を祈願してから、不肖小生のリハビリトレーニングは真面目に続いています。
2月初めに高水三山のスノーハイクをしてから2/27に浅間嶺、3/12に再び高水三山とスノーハイクのトレーニングを重ねました。
その成果なのか、途中で痛みやシビレが酷くなることはありませんでした。
それではそろそろ・・・と、以前は選ばなかった低山の「行ってないルート」を潰したろうかと地図を眺めました。
今回は、中央線沿線の「高柄山」です。
なぜかこの山、歩いてないんですね。
巷の評判としては、「標高は低いけれど意外と歩きごたえのある山」
小ピークをいくつも乗っ越すようです。
急に無理をしても何なので、JR四方津駅から千足峠へショートカットできるルートを選択しました。
それでも標準コースタイム5時間Overは、リハトレとなって初めての長さ。
ちょうど歩く時間も長くしていきたいと考えていたところで、よきころ合いのルートになるでしょう。
◎歩いたルート
◎亀足コースタイム(あくまでも小生のペースなので、一般タイムとは異なります)
JR四方津駅<50分>林道終点<50分>千足峠<20分>高柄山<40分>新矢野根峠<55分>御前山分岐<40分> 林道登山口<30分>上野原駅
Total=4H45M
◎距離9.8km 累計標高差(+)844m、(-)945m
中央線は四方津・上野原の南山塊にあるピーク高柄山。
「たかつかやま」と読む。
高塚と書いて丸い丘の意味であるとか、鷹遣いが由縁しているとか、山名由来の説はいろいろあるようだ。
733.2mの山頂周辺は小さなピークが寄り集まっていて、アップダウンを繰り返して山頂にたどり着く。
その山頂の展望といえば、上野原の中心街が見渡せ、桂川に沿った河岸段丘をなす地形が手に取るようだという。
車や電車で通り過ぎるだけのこの街も、普段気がつかない地形を望むことができるかと、駅から東に住宅街を歩き出す。
進路を千足の集落へ向けると桂川に掛かる吊橋を渡る。
小生にとって馴染みの薄いこの桂川。
急流の溪谷でこそないが、相模川の上流として相模湖に注いでいる。なかなか風格があるぞ。
この川は、鮎がいいそうだ。
道は千足の集落を抜け、桂川の支沢に沿って続いている。アスファルト歩きももう少しだ。
するとそこで、パラパラと雨が降り出す。
今日の予報は曇り…
実際、高曇りの感ではあるが、パラパラ…
してやられたぜ、とレインウエアを着込む。
登山道に入り、なおも沢を詰めていく。
大きな踏み跡を外れ、左側を流れるその沢を渡ると、千足峠から落ちてくる沢と出合う。
なおもその左股を詰め急登に汗すると、広葉樹に囲まれた細い尾根に乗る。
ちょうど雨のもやが覆ってきた。
うん、幽玄な雰囲気の尾根道。
残念な雨の日でも、この尾根は楽しめる。
小ピークを越えていくと、ほどなく山頂に到達する。
期待していた桂川河岸段丘の展望はガスで真っ白。
残念である。
しかし人っ子一人いない静かなテッペンは、広葉樹に包まれ味わいもあるというもの。
倒木に腰を下ろして、しばしボーっとしてみる。
おっ、雨が止んだね。
テッペンを後にし、 新矢野根峠まで尾根歩きとなる。
この標高で広葉樹に包まれた尾根は、絶好のプロムナード。
奥多摩でこの標高では、杉の植林が突き上げてくる。
早咲きであろうか、ツツジの花が目を癒してくれる。
終始、小さなアップダウンをこなし東屋のある新矢野根峠を越え、御前山方面へ降りていく。
ガスで展望が利かずとも、林相を楽しみながら歩けるので退屈することはない。
ただ木々の梢から落ちる雨上がりの滴で、レインウエアーを脱げないことには閉口した。
2.5万図のルートでは、御前山手前のピークへは登らず右へ巻いていくのだが、トレールはまっすぐついている。
そのピークを越えて、鞍部に降りても御前山方面へ急登が続く。
なかなかここの登りはつらい。
ルートが読めない時は、余計に長く感じるものだ。
ここは頑張りどころと汗していると、鶴島に向かう巻道に出くわす。
どうやら麗のゴルフ場開発によって、ルートが付け替えられたんだろう。
ここは巻道に入って上野原を目指す。
暗い沢筋を急降下していくと鶴島に降り立つ。
ここからはアスファルトの車道歩き。
途中、桂川橋から振り返ると、ニョキニョキと頭を突き上げた山塊に御前山が大きい。
なるほど、見た目にも急登の多い山であると認識できるのであった。
---------------
いやいや高柄山は、千足峠をショートカットしても評判どおり「意外と歩きごたえのある山」でした。
急登、急降下や大小のアップダウン。
そして広葉樹の尾根のプロムナード。
低山ハイクといえどもエッセンスがぎゅっと詰まったトレイルでした。
おかげで雨やガスでも十分楽しめる山行きでした、
さてさて、山から下りてきて今日も飲みます
上野原を北口に渡って、バスロータリーにある食堂。
もちろん、あらかじめ調べてありました。
◎一福食堂(上野原駅前)
メニューが多くてリーズナブル
腰を落ち着けて呑めます。
豆腐、なかなか美味しかったです。
イカ納豆
コメント